女性に多い肺腺がん、その原因と予防法
先日、歌舞伎俳優の中村獅童さんが、初期の肺腺がんであることを発表しました。幸い、奇跡に近いくらいの早期発見だそうですので、早期治療ができるのがせめてもの救いです。
最近、結構若いと思ってる方でも、がんに罹患する方が多いですよね。私たちも人ごととしては片付けられないのかもしれません。
ちょっと前までは、日本の3人に1人はがんになると言われていました。なのに今は2人に1人はがんになると言われています。
それは長生きするようになったから、というのも理由でしょうが、がんの発生率は、私個人の考えでは、今後増加すると思っています。たぶん。
大変なこともありましたし。。
がんは、今、私たちの親しい身内に罹患者がいなければ、そんなに深く考えることは無いですよね。それでも、何かあったときに対策するのでは、遅いケースもあると思います。
ですので、せっかくですのでこの機会に原因をちゃんと理解して、しっかりと対策をとっておきましょう!
肺がんなのに、タバコを吸わない女性が多い?
女性のがんでの死亡原因の中で、肺がんは何位だと思いますか?
・・・実は、第2位なんです。
肺がんには、複数種類がありまして、肺腺がんは、肺胞のある奥深く付近にできるがんです。
喫煙者が減少しているからか、肺がん自体は減少傾向にあります。しかし、肺腺がんだけ見ると実は増加していまして、女性が罹患した肺がんの中では約7割を占めるほどです。
しかも、タバコによる発症リスクは、肺扁平上皮がんが非喫煙者と比較して、約3倍なのに対し、肺腺がんの場合の場合は約1.5倍、と、タバコを吸わない人が罹患する確率は高くなっています。
ですから、タバコ吸ってないのに、何で肺がんなの!? というケースも多いのです。
ちなみに、なぜ、死亡率が高いかというと、肺腺がんの場合は、初期段階は自覚症状がなく、見つかった段階ではかなり進行している場合が多いという事が多いからです。
次に、予防法を見ていきましょう!
肺腺がん、身近な予防法は?
タバコを吸わない、吸っている人の近くにいない
やはり、一番はタバコを吸わないことです。タバコを吸う人の近くにいても副流煙を吸ってしまいますので、その場合は近くにいないことが一番です。
ちなみに、主流煙と比較して、副流煙はニコチン、タールとも3倍の含有量を含むそうです。ですので、自身が吸わなくても、身近な大切な人が吸われている場合には、やさしく禁煙を進めるのも必要かもしれません。
とは言っても。。
恥ずかしながら、私も昔は吸っていましたので禁煙の苦しさは痛いほどわかります。
しかし、今は禁煙外来という、条件を満たせば健康保険を使って、少ない負担で禁煙を進めることができます。
その条件ですが、
- 患者自らが禁煙を望むこと
- ニコチン依存症診断用のスクリーニングテスト (TDS) を行い5点以上の診断された者
- 喫煙年数と1日の喫煙本数を掛けた値が200以上であること
- 治療方法に関しての文章を読み、治療に関する承諾書を記述すること
私のお勧めはこの本です!
知人も、この本でタバコをやめられましたし、私自身もお世話になりました。
オンラインのスクリーニングテストや、病院探しなどについては、ファイザーさんの、すぐ禁煙.jp をごらんください♪
禁煙を始めると、どうしても口さみしい時があると思います。その時は女の子向けのフレーバーを楽しむミストサプリがおすすめです(^^)♪
ビタミンも取れますので、お肌にもいいですよ!
大豆製品を摂取する
大豆に含まれるイソフラボンが、肺腺がんを抑制するという事が国立がんセンターの調査結果として出ています。
その効果は高く、女性の中で最も多くイソフラボンを摂取していたグループは、摂取していなかったグループと比べて、発症率が67%にまで落ちるそうです。
ただ、喫煙者には効力がないとも言われています。ですので、喫煙者の方は、やはり禁煙から始めるのが一番いいというのは変わりません^^;。
主な大豆製品の一覧はこちらです。
豆腐、納豆、豆乳、おから、もやし、湯葉、油揚げ
大豆は、女性ホルモンに似た働きをしますし、肥満抑制の働きもあります。ですので、積極的に摂取するのがオススメです!
ただ、イソフラボンは摂取しすぎると、更年期障害のような「ほてり」症状や、子宮内膜症や乳がんの発症や再発リスクを高めてしまうという話もあります。ですので、摂取しすぎには注意しましょう。
大豆のイソフラボン量の1日の摂取量の上限で考えますと、
- 豆腐 … 約1パック強
- 納豆 … 約2パック
- 豆乳 … コップ2杯分くらい
正直これくらいなら、食生活を正せば問題ない量を摂取できます。しかし、今の生活サイクルでは、どうしても足りなくなってしまうというあなたには、私は、こちらの大豆を原材料に利用した乳酸菌サプリメントをオススメします(^^)!
なぜ、こちらをオススメするかというと、女性のがんでの死亡原因の第1位が大腸がんだからです。つまり、死亡原因の1位と2位を同時に解決してしまえばいいという考え方です。
オーガニックの記事でも書きましたが、カラダの内側からキレイにしていくのは、お肌にも健康にも、そしてしあわせ度にも直結してくるんですよね♪
万が一の時に備えての対策
それでも、万が一ということが起こり得ます。その時が起こった時のために、私たちは何を準備しておけばいいのでしょうか?
もちろん仕事はできなくなりますし、入院費もかかります。
しかし、病気になった人に対しての国の保証は、まずまず手厚いものがあります(^^)!
傷病手当金
これは病気やケガで仕事ができない日が続いたら、毎月の給料の2/3を保証するものです。もちろん、がんにも適用されます。具体的には、以下の条件を満たす場合になります。
- 業務外の病気やケガが理由であること
- 療養のため仕事につけないこと
- 労務不能の日が3日以上連続していること
- 給料などがもらえないこと
詳しくは、こちらをごらんください!
高額療養費制度
医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する制度です。上限金額は、いわゆる一般的な給料所得者で、約7〜8万円になります。
・・・
ですので、基本的には真っ当な社会人生活を送られていれば、安心です。ですが、不安定な雇用状態の方や、理由があって働けない方は、やはり困ってしまいます。そうであっても老後の心配もありますよね。。
その場合は、やはりがん保険に入っておくことをオススメします。
じゃあ、どこの保険会社がいいかというのは、一長一短があり、どれが一番というのは難しいです。よく内容を比較検討して、あなたに合った保険を見つければ、と思います!
がん保険だけであれば、私は通販で大丈夫かな、と、私は思っています。
もし、資産運用やライフプランまで考えて総合的に決めたいなら、ファイナンシャルプランナーの資格を持っている方に相談するのがオススメです(^^)。
ファイナンシャルプランナーは資産管理(年金、税金、資産運用、不動産、相続、保険など)のプロですので、あなたのライフステージに合った、資産管理を保険を含んでトータルに考えてもらえます。
私は、ファイナンシャルプランナーに相談でき、複数の保険会社を扱える、こちらをオススメします!
ねこのまとめ
私もそうですが、人って、知らないでいると不安は大きくなります。ですので、これを機会に色々知って対策をとっておくことで、その不安はだいぶ和らぐと思います。
前向きに楽しく生活するためにも、日々の健康を大事にして暮らしていきましょう(^^)♪