豊田真由子議員のように暴言で失職しないために、アンガーマネジメントを学ぼう!
ニュースでも最近話題になりました、豊田真由子議員の暴言の録音テープ。私も初めてこれを聞いた時は、結構衝撃的でした。
実際に色々詳しくみてみると、豊田議員自体が元からそのようにお仕事されていたようですので、彼女なりの処世術だったのかもしれません。とはいえ、SNSなどの個人メディアが発達したこのご時世です。こんな理不尽で不愉快な状況を許すはずがありません。
こういった怒りの感情は、実際に身に降りかかった時に抑えるのは難しいと思う方もいるかと思いますが、その怒りの感情をマネジメントする手法が現在にわかに脚光を浴びています。
その名を「アンガーマネジメント」。
アメリカでは名だたる大企業が研修に入れたりし、スポーツ選手や政治家なども学んでいます。前にタクシーで暴行事件を起こして逮捕された前園さんもワイドナショーなどで、自身の経験から勧めていたりして、最近有名になってきましたよね。
もし、いっときの怒りに身を任せてしまい、生涯取り返しのつかない事態を起こしてしまうまえに、アンガーマネジメント、知っておきませんか(^^)!
アンガーマネジメントとは
アンガーマネジメントとは、イライラや怒りを自分自身で管理し、適切な問題解決やコミュニケーションにつなげるための心理技術のことです。
これはつまり、ただ怒りを無理やり抑えるのではなく、自分が何に対して怒りやすいのかを理解し、怒りの感情を客観視することで、感情のコントロールに繋げていくわけですね。
アンガーマネジメントは、怒りだけではなく、悲しみや、恐怖など、自分の信念(コアビリーブ)が脅かされた時に生まれる、様々なネガティブな感情全般においてのコントロールもできるように考えられています。
怒りの6秒ルール
アンガーマネジメントのノウハウの中で一番有名だと思われるのが、こちらの「怒りの6秒ルール」だと思います。
簡単にいうと、人が持つ怒りのピークは6秒だそうですので、そこをなんとか越えられれば、持っている怒りをやわらげることができるんですね。
アンガーマネジメントを学ぶメリット
アンガーマネジメントを学ぶと、以下のスキルが身につきます。
- 自分や周囲の感情を理解するスキル
- 怒りを客観的に理解するスキル
- 怒りへの対処のスキル
自分の信念(コア・ビリーブ)を知り、自分と相手の感情を知る事で、誰も傷つけずに自分を気持ちを伝えることが可能になりますので、人間関係がいい方向に改善されます。
自分の信念(コア・ビリーブ)はどのタイプか?
コア・ビリーブとは、自身が重視している信念や価値観のことです。
人間、だれしもこうある「べき」と思っている事って少なからずあると思います。でも、なかなかそれらを自分でちゃんと知覚することは難しいのではないでしょうか?
自身のコア・ビリーブを把握することによって、何に対して最も怒りの感情が湧きやすいのか分かるようになります。分かるようになれば、事前の対処も可能ですよね。
自分がどのタイプかというのは、簡単なテストで分かるようになっています。
下記の簡単なチェック項目にお答えしまして、「診断する」ボタンを押していただければ、あなたのコアビリーブのタイプが下に表示されます。
タイプは6タイプに分かれます。それではスタート!
Q1. 世間には尊重すべき規律があり人はそれに従うべきだ。
Q2. 物事は納得いくまで突き詰めたい。
Q3. 自分に自信があるほうだ。
Q4. 人の気持ちを誤解することがよくある。
Q5. 解消できない強いコンプレックスがある。
Q6. リーダー的な役割が自分には合うと思う。
Q7. たとえ小さな不正でも見逃すべきではない。
Q8. 好き嫌いがはっきりしている方だ。
Q9. 自分はもっと評価されていいと思う。
Q10. 自分で決めたルールを大事にしている。
Q11. 人の言うことを素直に聞くのが苦手だ。
Q12. 言いたいことははっきりと主張すべきだ。
※ 全てのご質問にお答えください。
※ 複数のコアビリーブが当てはまりました。
あなたのコア・ビリーブタイプは?
↓↓↓ 回答はこちらに表示されます ↓↓↓
公明正大タイプ
正しさや自分の信念を大切にし、目標に突き進む人
このタイプの方が一番重視するのは「道徳心」。正義感が強く、曲がった事が大嫌いです。物事を勝ち負けで捉えてしまいがちなのも、このタイプの特徴です。
そのため、他人のマナー違反、ルール違反に対してすごく敏感で、許せないと感じてイライラしてしまうことが多いかもしれません。
人の意見や性格を変えるのは難しいです。もし、伝えて理解されない場合は、気にしてイライラするのが損と割り切ったり、「見なくていいなら見ない!」とそのイライラの元から遠ざかるのも一つの方法です!
博学多才タイプ
向上心が強く、物事をきちんとやり遂げる人
このタイプのコア・ビリーブは「執着心」。向上心が人一倍強く、完璧主義な一面もあります。白黒はっきりつけたいタイプですので、優柔不断な人や適当にしてしまう人の行動が嫌いです。
思い込みが強いのも、このタイプです。自分と違う他者の意見を受け入れられなかったり、価値観の合わない人にストレスを感じてしまうことが多いかもしれません。
あまり白黒はっきりさせることにこだわらず、大らかな気持ちを持って、あなた自身と周りの人を許す気持ちを持つのがいいです。できないことで悩んでも、「それは今成長している証拠」と思って受け入れるのが大事です!
威風堂々タイプ
自分に自信があり、リーダー的存在として周囲を引っ張る人
このタイプのコア・ビリーブは「自尊心」。自分に自信があり、プライドが高く、そして前向きに行動できますので、周囲からもリーダー的存在として慕われます。
逆に、物事がうまく進まなかったりするとイライラすることに。また、周囲の批判や評価に必要以上に影響を受けやすいですので、それがもとでイライラしてしまうことが多いかもしれません。
過度なプライドは衝突のもとですので、それらを一旦横に置いて謙虚な気持ちを心がけるとスムーズになります。
たとえ悪い評価をいう人がいても「そういう考えの人もいる」と分けて考えるとイライラしなくて済むようになります。自分の評価基準を作ると効果的です!
外柔内剛タイプ
穏やかそうに見えて、確固たる強い芯を持っている人
このタイプのコア・ビリーブは「利己心」。温厚で柔和に見られることが多いと思いますが、一度決めたことは曲げない頑固なところもあります。思い込みが激しいのも、このタイプの特徴です。
自分の中のルールに沿わない人や物事にイライラしがちです。外見が温厚そうに見える分、色々意見されることがあるかもしれませんが、その度にイライラが増えてしまうことも多いかもしれません。
まずは、自分のルールに固執しないことが肝心です。怒りを溜め込まないために、楽しいことを探して夢中になったり、小出しでも自分の気持ちを出していければ、ストレスも緩和されていきます。
被害妄想に陥らないために、ちゃんと気持ちと事実を分けて考えることも大事です!
用心堅固タイプ
じっくり考えることを好み、冷静に物事を進行する人
このタイプのコア・ビリーブは「警戒心」。いつも物事を冷静、慎重に進めていきます。そのため、人に対して距離を置いてしまったり警戒したりするために、なかなか心を開くことができません。
そのため、誤解を生んだり、人に対して嫉妬や僻みの感情を持ったりしがちです。
まず、小さなことから人に甘えたり頼ってみたりしてください。自分と違う価値観を認めることで、必要以上の猜疑心を持たなくてもよくなります。
傷ついたときに、ちゃんと相手に言えるようになると、怒ることも少なくなっていきます。
天真爛漫タイプ
好奇心旺盛で、自分の思いや主張を素直に表現する人
このタイプのコア・ビリーブは「自立心」。自分の考えを素直に表現し、実行に移していきます。自分にも周りにも「思ったら言うべき」「思ったら行動するべき」と考えているため、はっきり言わない人や、自由な行動を抑制されるとイライラが溜まっていきます。
また、それらの言動、行動が、他者との軋轢を生むこともあって、周りから強引でわがままと思われてしまいがちです。
思ったことに違和感があったとしても、すぐに反応せず、少し考えてから発言するようにしたり、何も言わずに周囲を見守ることで、その場にあった対応ができるようになります。少し空気を読むことを意識するだけで、周りの見る目もいい方向に変わっていきます!
参考書籍
やはり体系立てて理解するには、本を読むのが一番かと思いますので、参考書籍をご紹介させていただきます。
アンガーマネジメント入門
参考サイト
日本アンガーマネジメント協会
ねこのまとめ
イライラや怒りの原因を知るだけでも、気持ち的にはだいぶ落ち着きますし、人間関係の悩みは大きく改善されます。やっぱりにこにこして暮らしたいですからね♪
そのための、怒りのマネジメント。必要だと思ったあなたは是非取り入れて見てください(^^)!